これまでに作ってきた作品達の紹介です。

手元に残ってるのはほとんどないんですけが、また作れば良いだけの話ですよん♪

煙草入れ

サイズ:62×117×42 [mm] (折り畳み時)

材料:木 美濃和紙 磁石

開閉できるタイプの最初の作品。ロングサイズの煙草が6本入る煙草入れです。底面側には煙草が収まるようにU字の溝が刻んであります。

開閉用の部材が飛び出すのが嫌だったので、和紙で二つの部材を繋いでます。あと、簡単にパカパカとしないように磁石を埋め込んでしかっり閉じるようにしてあります。

ブックスタンド (固定式 可動式)

材料:木 銅棒 真鍮棒

同人誌とかの展示用に作った作品。写真の1枚目は本体のみで、2枚目は本を立てたとき(の裏面側)、3枚目はペーパー表示用にアクリル板をつけた場合です。 このサイズでA4、A5、B5サイズの本を何冊か立てて表示できます。3cmぐらいの溝があるので、薄い本ならそれなりの冊数が立てられます。 紙一枚とかだとへんにょりしてしまって上手く立てて置けないのですが、3枚目の写真のように厚紙とかを使えば問題なく使えます。

収納時に折りたためる様にした可動式版を追加しました。折りたたんだときには、I字型になるので持ち運びにはとても便利になりました。ただ、精度や強度に関しては固定式の方が良さそうです。

あと、製作時の工数が倍ぐらいに増えちゃってるので、失敗する可能性も高くなってしまってます……。こればっかりは仕方がないですよね?

CDケーススタンド (溝貫通型 溝非貫通型)

材料:木

写真2枚目の使用例では、HUMMING LIFE:日向そらさんの作品マージナルブレンド鴨mile:将生さんの作品蜉蝣 (前編)を使用させて頂いてます。

今流してるCDのケースをコンポの上に立てておきたいとという考えから作った作品。CDケースを差し込む溝を貫通するタイプと貫通しないタイプとを作ってみました。 そして、いつものように約15度の傾きをつけてます。個人的な感覚ですが、やっぱり15度位の傾きがちょうど見やすいと思うのですよね。 溝が貫通しないタイプはどっしりとした安定感が感じられて、溝が貫通してるタイプはスマートな感じがする。どっちが良いかは好みの問題かな? でも、溝が貫通しないタイプは、加工にかかる手間が格段に増えちゃうのよねぇ……。調整がすごく難しいし……。

このCDケース立ては、音楽サークルさんやゲーム製作サークルさんの頒布物の展示にも使ってもらってます。

額縁

材料:木 アクリル板 銅棒 真鍮棒 ステンレスワイヤ

写真の使用例には、辺境紳士社交場:今野隼史さんのフライヤーを使用させて頂いてます。

今野隼史さんと神無宇宙さんが開催されたイラスト原画展(Side:KONNO TakashiSide:KANNA Sora)に納品させて頂いた作品。吊り下げ用のワイヤが色付透明アクリル板の後ろとかに見えないようにするために、木のブロックの中にワイヤを通して上部からワイヤ終端を取り出してます。 そして形を整えるために銅棒や真鍮棒で木のブロックを繋いでます。そんな構造なので、分解するとアクリル板2枚の他は、片手で握れるぐらいに小さくなっちゃいます。

写真2枚目は、上部のワイヤ取り出し部分の拡大画像です。小さい木のブロックの中に、上部中心で交わるように斜めに穴を空けるのが、なかなかに大変な加工でした。

フォトスタンド (溝貫通型 溝非貫通型)

材料:木 アクリル板

写真3枚目と4枚目の使用例には、ZRGT.net:神無宇宙さんの絵葉書を使用させて頂いてます。

組み立て・分解が簡単で、分解時には小さくなって、見た目も良い。そんな考えを元に作製した記念すべき第一号作品です。そして、一番たくさん作ってる作品なのです。

これもやっぱり、立てた状態で画面が見やすいように、約15度の傾きをつけてます。

アクリル板2枚、土台用木材2個、止め具用木材と3種類の部品だけで構成されてます。大きさは挟むものに合わせて作ってますので、今までに、L版写真用、2L版写真用、絵葉書用、B5用、A4用など色んなサイズで作ってきました。 アクリル板の色を変えるだけで、同じものを挟んでも雰囲気がかなり変わるところが面白い部分だと思うのです。写真に示してるはかなり濃い色のばかりですが、薄い色アクリル板を使ったり、不透明なアクリル板を使ったりも出来るので、色んな組み合わせが楽しめちゃいます。 挟む用紙の周囲の約1cmずつ余白がその楽しみを出してくれるのです。あと、アクリル板をはめ込む土台用木材は、溝が貫通するタイプと溝が貫通しないタイプとありますが、溝が貫通してた方が扱いやすいし、加工も楽なんですよね。 でも、溝が貫通しないタイプにはどっしりとした安定感が感じられて好きなんです。加工がもの凄く面倒で難しいのですが……。

これを作り始めた時に持っていた工具は、のこぎりと小刀とやすりだけだったので、かなり苦労して作った記憶があります。今では、卓上フライスがあるので、色んな加工がかなりやり易くなってはいますけどね。 でも、溝が非貫通タイプの加工は、やっぱり難しいのです……。

スマフォスタンド

材料:木 銅棒 真鍮棒

スマフォやタブレットPCを見やすいように立てて置いておくための作品。立てた状態で画面が見やすいように、約15度の傾きをつけてます。 だって、垂直だと見難いじゃない? でも角度をつけ過ぎるとそれはそれで見難くなるし……。あと倒れやすくもなっちゃうし……。そんなこんなで、15度位の角度をつけました。個人的には、このぐらいの角度が一番見易いと思うのです。

なお、スマフォ用かタブレットPC用かは大きさの違いだけで、基本構造は同じです。 ただ立てておくだけなら大きいほうの部材だけで良いんですが、左右に傾いちゃうと嫌だったので高さをそろえるために小さい方の部材をつけてます。そして、ばらばらになっちゃうのを防ぐために棒で繋ぎとめてます。そんな理由でこんな非対称な形に……。 ちなみに、小さい方の部材は、大きいほうの部材の後部から切り出して作ってます。

写真2枚目の使用例には、iphone 3Gが差し込まれてます。

痛(板)3DS化

材料:天然木シート(チーク) & 3DS

使ってる3DSの表面があんまり気に入らなかったので、化粧を施してみた。市販でもこういう保護シート(?)は売ってるんだけど、気に入るのがなかったのもあって……。そんなこんなで、いろいろお世話になってる天然木シートを貼ってみちゃいました。 定規で寸法を測りながら型紙を作ってたので、細かい部分に粗が目立ってますが……。角の立体的な曲線とかを綺麗に貼るのは難しいよね。まぁ、全体としては気に入ってるので良しとしています。

けど、最近、新しいソフトを買ってないので、ほとんど3DSを触ってないんですよねぇ……。「これ、面白いよっ♪」っていうソフトがあったら教えていただけるとありがたいです♪

2眼レフカメラのリペア

材料:天然木シート(チーク、サペリ、ウォルナット) & Yashica Flex

アンティークショップで売られてたという2眼レフカメラのリペアをした結果です。カメラの内部は、実にシンプルな機械仕掛けだったので、結構簡単に直せました。 が、外側に貼られてた合皮がもう、劣化しまくりで剥がしたらぼろぼろに崩れちゃう状態に……。金属剥き出しのままではいかにもかわいそうだったので、ホームセンターでたまたま見かけた天然木シートを使って化粧を施してみました。

のり付きの天然木シートは薄いこともあって、曲面にも綺麗に貼れるのがうれしいですね。このときは、3種類の天然木シートを使って、その濃淡と凹凸で模様を刻んで見ました。模様には一応意味を籠めてあるんですが、内容は恥ずかしいので内緒です♪

カメラとしてもちゃんと機能していて、歴史を感じる味のある写真が撮れるちゃいます。ブローニーフィルムなのも良い味を出してくれる一つの要素ですよね♪ 色々と気にいってる良い作品の1つなのです。

ちなみに、写真は上から、正面、右側面、左側面、背面、底面、上面、型紙の順に載せてます。